首都圏の今後の再開発予定地とは？2030年に向けて東京でこれから発展する街をマップを掲載しながら紹介！

絶え間なく進化を続ける世界最大の都市である日本の首都「東京」。

筆者は2005年に大学進学と共に上京しましたが、僅か20年足らずの間でも東京の街は激変しています。

大学時代によく通学の中継地点として利用していた渋谷駅も、この間降りたら全く構造が違っていて迷子になった程です。

 

当然ですが、大都市において開発や再開発が進む地域の地価は上昇していきます。

本日は今後値上がりする東京の土地を見極めるために2030年に向けて再開発が実施される予定の地域をお伝えしていこうと思います。

今回の内容は東京都都市整備局が発表している内容をもとにお伝えしていきたいと思います。

 

今回お伝えする再開発事業は大手のディベロッパーやスーパーゼネコンが関わっているものばかりです。

不動産の情報や目利きというのは、これらの大手のもとに集まってくるものなのです。

 

不動産業者はこれらの情報を逐次取得しながら今後値上がりが見込める地域を見極めて投資を行なって行っています。

以下は不動産転売で高いリターンを出しているファンドについてとりあげていますので参考んしていただければと思います。

 

怪しい？高利回りが評判の「MLパートナーズ」を徹底評価！

 

それでは本題に移っていきましょう。

 

千代田区の再開発エリア

2023年7月末時点で千代田区で再開発中のエリアは以下の4つとなります。

 

 

大手町エリアの土地を買うの難しいので、それ以外のプロジェクトをいくつか見ていきましょう。

 

内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業

まずは内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業です。内神田一丁目の以下の地域です。大手町のすぐ近くですね。

 

施工を手がけるのは三菱地所です。

大手町に近い東京都千代田区内神田一丁目地内に地上26階、地下3階、高さ128ｍ、延べ面積85,400㎡の超高層ビルを建造予定です。

以下は完成イメージです。

 

 

飯田橋駅東地区第一種市街地再開発事業

次は飯田橋駅東地区第1種市街地再開発事業です。プロジェクトの地域は飯田橋駅近くの赤枠のエリアです。

 

三菱地所株式会社、三菱地所レジデンス株式会社、大和ハウス工業株式会社、清水建設株式会社が手がけています。

商業施設と業務施設と住宅が一体となった施設が2026年に完成予定です。イメージ図は以下ですね。

 

 

中央区の再開発エリア

次は中央区です。

 

いくつか不動産投資が可能なエリア付近の再開発を取り上げます。

 

勝どき東地区第1種市街地再開発事業(パークタワー勝どき)

パークタワー勝どきは三井不動産レジデンシャル、鹿島建設（サウス）、清水建設（ミッド）が分譲する総戸数2,786戸の大規模タワーマンションです。

2023年8月に竣工予定です。竣工エリアは以下の勝どき駅と地下通路で直結しています。

 

以下2棟が立ちます。

サウス：地上58階、地下3階、高さ188.80ｍ（最高194.53ｍ）、1,665戸
ミッド：地上45階、地下2階、高さ158.85ｍ（最高164.60ｍ）、1,121戸

2023年8月に完成するので既に殆ど出来上がっています。以下はサウスタワーです。所謂タワーマンションですね。

 

晴海五丁目西地区第1種市街地再開発事業(晴海フラッグ)

有名な晴海フラッグ事業ですね。

HARUMI FLAG（晴海フラッグ）は、晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業の特定建築者11社が東京都中央区晴海5丁目に整備する大規模再開発エリアの名称です。 地上14～18階、地下1階の中層住宅21棟（Ⅰ期）や地上50階、地上1階、高さ約180ｍの超高層住宅2棟（Ⅱ期）などで構成します。 Ⅰ期の中層住宅21棟は2019年度に完成し、東京オリンピック・パラリンピック競技大会（以下、大会）の選手村の宿泊施設として使用されました。 賃貸・分譲住宅への改修工事は2023年秋に完了し、2024年3月下旬に入居を開始。 Ⅱ期は2025年10月下旬に入居を開始する予定です。

場所は以下ですね。エリートサラリーマンがこぞって購入しています。ただ、勝どき駅から徒歩17分〜22分となっており若干遠いですね。

 

一帯の完成イメージは以下となります。晴海フラッグで一つの街を形成する規模となっています。

 

日本橋室町一丁目地区第1種市街地再開発事業

2028年度の竣工を目指した住宅、オフィス店舗などで構成される地上33階の超高層ビルです。

コレド室町と日本橋三越本店近くの一等地に計画されています。

 

完成イメージは以下となります。流石、日本橋という感じですね。どんどんと新しい商業施設が出来てきます。

 

港区の再開発エリア

千代田区、中央区と並ぶ憧れの港区の再開発事業の一覧は以下となります。

 

三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

三田小山町西地区は西側は西側が首都高速2号線、北側が特別区道1022号線に接した地区です。

最寄駅は麻布十番駅となっています。竣工は2028年となっています。

 

住宅地ではありますがスーパーマーケットや店舗、保育園、広場、公園なども整備されるので裕福なファミリー向けの地域となりそうです。

 

 

 

虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業

本事業は虎ノ門ヒルズ駅と一体となります。以下は虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業の開発エリアです。

開発は森ビルが担当しています。日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅と直結しています。2023年の11月に竣工予定です。

 

完成イメージは以下となります。オフィス用のビルと、ホテル、商業施設が一体となった施設です。

 

 

西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業

西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業は大成建設が施工を担当します。

六本木ヒルズと西麻布の交差点の間が予定地となっています。竣工予定は2028年となっています。

 

約500戸の住宅、オフィス、商業施設、ホテル、神社及び寺院並びにこれらに付属する建築物、子育て支援施設を備えた大規模施設になる予定です。

完成イメージは以下の通りです。自社が敷地内になるというのがユニークな点ですよね。

 

六本木ヒルズ近くの再開発も進んできているのがわかりますね。

 

渋谷区・新宿区の再開発エリア

次は渋谷区と新宿区の再開発エリアです。

 

西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業(パークタワー西新宿)

パークタワー西新宿は名前から分かる通り、三井不動産レジデンシャルが手がけるタワーマンションです。

都庁前駅と西新宿5丁目駅が最寄となります。

 

施工は熊谷組で2024年11月に竣工予定です。以下ご覧いただければわかる通り、いわゆるタワーマンションです。

近くに都庁が見えるので新宿に近い場所へ出勤する方をターゲットにしています。

 

 

神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業

施工者は清水建設で2024年春の開業を目指した商業施設です。場所は神宮前駅と隣接しラフォーレ原宿の近くですね。

表参道と明治通りが交差する神宮前交差点に位置する一等地です。建物は建築家の平田晃久氏が手がけています。

 

外観は以下の通り、原宿にふさわしいスタイリッシュなものとなっています。住宅ではなく明確に商業施設ですね。

 

文京区・品川区・目黒区の再開発エリア

では次は文京区、品川区、目黒区の再開発地域についても見ていきましょう。

 

春日・後楽園駅前地区第一種市街地開発事業(文京ガーデン)

東京都文京区小石川一丁目地内に新設した新街区です。以下の施設で構成されています。

パークコート文京小石川 ザ タワー………北街区／地上40階
文京ガーデン ノーステラス ………………北街区／地上04階
文京ガーデン ゲートタワー ………………南街区／地上23階
文京ガーデン ザ サウス……………………南街区／地上21階
文京ガーデン センターテラス ……………南街区／地上04階
文京ガーデン ザ ウエスト…………………西街区／地上13階
グリーンバレー………………………………広場空間

施工は清水建設、大成建設、東洋建設がにない全体が完成するのは2023年11月となっています。

後楽園駅に近く、春日通り、千川通り、白山通りに挟まれたエリアです。

 

 

以下の通り住宅だけでなくオフィスや商業施設も兼ね備えた複合型となっています。

 

 

 

東五反田二丁目第３地区第一種市街地再開発事業

2027年度に竣工予定です。

本事業は大崎駅と五反田駅の中間に位置する約1.6haの区域を一体的に整備する再開発事業です。周辺では段階的な開発により公園・広場などのオープンスペースや道路整備が進められてきており、本事業がそれらをつなぎ周辺一体の開発を完成させる役割を担います。

 

 

住居とオフィスと公園が併設することが予定されています。目黒川沿いでおしゃれですね。

 

 

その他の区の再開発エリア

23区の他の区の再開発エリアは以下となります。

今までのエリアの近くは個人には手出しできない地域が多いので、お宝情報が眠っているかもしれません。

 

 

中野区囲町東地区第一種市街地再開発事業(パークシティ中野)

中野区の再開発です。JR総武・中央線、東京メトロ「中野」駅の西側至近に位置しています。

大学などの教育機関や医療機関、官公庁やオフィスなど多様な機能が集積する中野四季の都市を北側に有した利便性が高くより一層の賑わいが望まれるエリアです。

中野駅の近くで明治大学と帝京平成大学、早稲田大学と隣接した地域です。

 

住宅とオフィス・商業施設の建設が予定されています。プロジェクトの特徴は以下となっています。

• 中野駅至近、約 2.0ha の大規模再開発
• 約 720 戸の共同住宅、オフィス・商業施設を含むミクストユースプロジェクト
• 隣接する区立「囲町ひろば」と一体的な広場を形成、連続するオープンスペースを創出
• ペデストリアンデッキ等の歩行者動線を整備することで、新北口駅前広場からの回遊性を向上

 

 

大山町クロスポイント周辺地区第一種市街地再開発事業

当計画は東武東上線で池袋から3駅の大山駅から西に300mの所に一しています。

板橋区有数の商店 街である「ハッピーロード大山商店街」の一部と周辺住宅地等を含む約0.7haを予定地としています。

総戸数345戸の住宅と商業区間を設けた大規模複合施設を計画しています。

 

 

具体的な建設計画は以下となっています。

 

東金町一丁目西地区第一種市街地再開発事業

このプロジェクトの概要は以下となります。2030年の竣工を予定しています。

 

 

開発予定地域は以下となっています。

 

住宅と商業を兼ね備えた複合施設が予定されています。

 

 

まとめ

再開発地域の近くは地価が上がりやすく、株式投資と違って発表されてから地価に織り込まれるまでに時差があります。

今後、再開発が進む地域の近くを購入して土地自体の値上がり益を見込んで投資していきましょう。